今日は前日から夜通し朝まで作業して、昼過ぎくらいに起きて、宅配便で今年最後のブツを納めた。
その後、だいぶサボっていた帳簿付け、銭勘定、領収書、請求書の整理をする。
もうすぐ確定申告。源泉徴収してない分の税金はどんだけもってかれるのか、、費用計上した分はどんだけ返ってくるのか。。
これ、まだ3ヶ月分なので良いけど、1年通してはやってられない。
来年か再来年は税理士さんにお願いしようかと思う。

夜は、N響の第九演奏会を聴きに、渋谷のNHKホールにでかける。

指揮はアンドリュー・リットン
演奏は、これが10月のマリナー演奏会と同じオケかと思えるほど期待はずれだったのだ。
NHKホールの響きの悪さと相まって、同じチケット代金払ってるにしてはちょっと損した気分になる。

が、、国立音大の合唱は本当に素晴らしかった。
毎年テレビで見て上手いとは思っていたが、生で聴くとまた違う。
さすがは名門。「声楽といえば・・」と言われ続けていた神話はまだ健在なのかもしれない。
発音も明瞭、大人数でありながら子音の一つ一つまではっきりと聞き取れるスタイル。きめの細かい強弱、表現力、運動性。
合唱指揮田中センセイの主義主張がはっきり感じ取れる演奏だった。

N響メンバーの演奏も凌駕してしまうほどの合唱は、NHKホールの相変わらずバサバサな響きも気にならなくなるほど、客の耳にしっかり届いてきた。
今回は、完全に合唱の勝利でしょう

こんな素晴らしい音楽を、自分と同世代か、それよりも若い人たちが中心でやっていることを考えると、自分はもうちょっと頑張らなきゃあなあ、と思いました。

終演後、オケメンバーが解散し始めると同時に拍手は鳴り止んだが、オケが全員掃けたあと、客は、合唱メンバー全員が1人残らず掃けるまで、改めて拍手を送り続けていた。
こんな光景が見られるのも感動的で良い。

仕事納めの夜に第九を聴いて、翌日には東京をあとにする、、我ながら美しいスケジュール。

とはいえ、仕事のいくつかは持ち帰りで、すで実家の松阪の方に、今頃クライアントから山のように資料が届いているはずなのだ、、、

本年もおせわになりました。