自分がここにこの事件のことを書くのは適切ではないが、同じ25歳の男性が起こした卑劣な無差別殺人、とにかくこの2日間ショックと悲しみの感情で一杯である。

容疑者の、「生活に疲れ、世の中が嫌になった。誰でもよかった」というコメント。
懸命に生きようとしている人の命を奪っておいて、自分はノウノウと生き延びていようという極度に身勝手な考えには憤りしか感じない。
たかが25年、されど25年。家族や知人、その他目に見えない人たちに生かされてこその人生。容疑者はいったい何を学んで来たのだろう。

マスコミの報道のやりかたはアレで正しいのだろうか。

配達された夕刊を開いた瞬間飛び込んで来た現場写真。
倒れている被害者、血痕、まさにその現場が生々しく写っている。
そして容疑者逮捕の瞬間、解像度の荒い写真。「読者撮影」とある。
民間人が皆持つようになったカメラ付き携帯で撮った写真を、各社がこぞって手に入れようとする光景は、想像したくない。
いくら日頃、いかに刺激的な記事を書くかということに頭を絞っているとはいえ、やりすぎだろう。
被害者や、その家族、知人の気持ちに配慮してほしい。

一つだけ心の救いがあった、それは現場にいた人の中に、被害者の命をつなぎ止めようと、懸命に心肺蘇生などを行う人が何人もいたということ。そして事件後、通勤途中の会社員や地元住民らが献花代に多くの花を手向けているということ。
自分も時間を作って、手を合わせてこようと思う。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。